ここ!ここだわ! この草木と土のにおい! 私はここに務めてたに違いないわ! 仕事してみよう。 何か思い出すかもしれないわ! こ、こうかしら・・・? 「ちょっとちょっと、どうしちゃったの?大丈夫?」 「え?」 振り向くと、褐色肌の綺麗な女性が、心配そうな顔で私を見ていた。 「いつも真面目に働いている貴方が・・・なにか悩みがあるのなら話してね?」 「は、はい・・・」 な、なんだろう・・・何か間違ってたのかしら・・・? あたりを見渡すと、皆カマを使って仕事をしていた。 あ・・・私素手でやっちゃったわ・・・。 は、恥ずかしい・・・ 急いでバハウルグを飛び出すと、左手に湖があるようだった。 湖の前には誰かがいる。知り合いだったりしないかな・・・? 眼鏡をかけた女性に声をかける 赤い髪の男の子に声をかける 声をかけずに他の所へ行く |