気がつくとそばに
638年の共和国 ディラン・ブルゴスは成人したばかりの明るく心優しい青年。 彼を取り巻く二人の女性、エバゲニア・ヒンギスとツキミ・コイス。 ディランに想いを寄せる二人の心の葛藤と、 ディランの心の成長を描いたお話。 創作は登場人物(主にエバゲニアとツキミ)の視点を交互にお送りします。 話の流れが分かりづらい所もあるかと思いますので、 作中の『対応絵日記』を参照の上、 是非ディラン日記と合わせてごらんくださいませ。 |
◇登場人物
ディラン・ブルゴス (7歳) |
明るく気さくで心優しい青年。 友達が多く、人懐っこいので年上の女性人気が高い(笑)。 恋愛そのものに関心がないわけではないが、 超がつくほどニブいので、他人の気持ちは教えてもわらなければ気づくことはない。 男は女を守る義務があると考えているタイプ。 |
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エバゲニア・ヒンギス |
穏やかで料理の得意なしっとり美人。 亡くなったサミさんとは、美男美女夫婦として有名だったとか。 四児の母としてもしっかり家事をこなしている。 どうやら母性本能をくすぐるタイプに弱いらしい(笑)。 |
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ツキミ・コイス (6歳) |
ディランに密かな想いを寄せる、一つ年下の女の子。 意地っ張りで素直でない性格が災いして、 いつまでたっても想いを伝えられずにいる。 ただ、顔に感情が出やすいので、 ディラン以外の国民は全員彼女の気持ちを知っていると思われる(笑)。 |